ギャラリー朱雀院書籍 6

斎藤真一絵草紙「吉原炎上」（特装本）\88,000 送料\600-(税込) エディションNo.44/280（現品限り）／オリジナル木版画鉛筆サイン入り「蛍」「雨の引手茶屋」サイズ：209×148mm、彫師：大倉半兵衛・摺師：野口慶一（多色摺り）2葉が収納／発行文藝春秋／1985年／限定部数280部／カラー・モノクロ184頁／222×158×24mm／
カラー図版多数／差函入り（注：未使用ですが包装は開いてあります。函部分に僅かな擦れがありますが本の状態、木版画はきれいです。）

明治20年、18歳で東京の吉原遊廓ゆうかくに身売りした、岡山の没落士族の娘・内田久野ひさの。前の年に別れた
恋人・勇吉との再会だけを心のよすがに、遊女としての哀しい運命さだめに耐えてひたむきに生きた、その姿
を、開化期の廓くるわ風景の中に鮮やかに再現する。久野の義理の孫でもある斎藤真一が、10年の歳月を

かけた鎮魂のドキュメント画文集。昭和62年にはこの『吉原炎上』が原作となり、五社英雄監督によって
映画「吉原炎上」（東映株式会社）として上映されている。